H26.03.27 今日は旭岳にしました。数日前から北海道は天気が続き気温も4月並が続いています。
天気予報も、北海道は高気圧に包まれてと言っていますので、この期を逃すわけにはいきません。
朝一のロープウェイにあわせて出発したつもりでしたが、2便遅れでの出発となりました。
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頂上までしっかり見えます。気温も高いので何時も着ている長袖の発熱アンダーシャツもなし,下のビブの下もタイツのみで出発しますが、それでも暑い。ソフトシェルも脱ぎました。
先行者は男性2名、その前に男性1、女性1のパーティー。

あっという間に石室につきます。昨年5月のときは雲の中でずいぶん長く感じられたものですが、本日は快調そのものです。

6合目で先行の男性2人組みに追いつきます。ここからは昨日溶けた雪が再凍結したためシールが効き難くなってきて背負うことになります。後から来た外人さん2人に抜かされますが、私はゆっくりとクランポンをつけて再出発。
スキー登行を楽しみにしていたので残念です。ここからはソフトシャルも着用。

一段登ると金庫岩が見えてきます。雪はどんどん緩んできましたのでクランポンなしでもいけそうです。
ただ、兼用靴にクランポンはやはり歩き難い。

9合目以降は雪もしまっていてやはりクランポンをつけていて良かったと思いました。まだあるのかと?という思いでたった30メートルほどの最後の急登を終え頂上に。2時間50分でした。
最高のコンディションでしたが、頂上はやはり風が強く長居は出来ません。
先行者はさっさと下山開始です。

最高の景色です。左側にははっきりとした崖が目立つ忠別岳。その右奥に五色岳。さらに右には化雲岳。化雲のへそも見えます。奥にはとても目立つトムラウシが見えています。
私もクランポンをはずし、シールも収納します。
地獄の釜に向けて滑走開始です。最初はクラストした狭い尾根を下ります。

どこから地獄の釜に下りようか迷いましたが、少し北西側に回ってからドロップ。釜の中は雪が多少ついていて滑りやすい。ただ、下が良く見えず大きな段差に阻まれたりもしましたがどんどん進んでいきます。
一つ問題なのが雪が少なくところどころ岩が露出しています。はっきりと出ているところは回避できますが、ぎりぎり雪の中に埋まっているものは回避のすべがありません。
私の使っているK2のスキーはグルーブ(溝)がないのが特徴ですが、不必要な溝が出来てしまいました。
真っ直ぐ噴気孔を突破して滑るのが良いのだとは思いますが、噴煙の匂いが苦手なので途中から登山道方面に復帰。
途中は超特大シュカブラですべりを邪魔されましたが、無事下山。
今日は本当に登れてよかった。

オレゴン450TC カシミール3Dを使用
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- 2014/03/28(金) 16:55:36|
- 山
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3月2日(日)
今回のルートは札幌国際スキー場を利用してゴンドラ山頂駅から朝里岳を経由して白井岳を目指します。
体力的にはすごく楽ですが、途中の通称飛行場と言われている場所の通過が今回の肝。
天気しだいなのです。
幸い本日はある程度安定していると天気予報でも言っていたので出発。
ゴンドラの運行開始の9時を目指して札幌を出発。

ゴンドラ山頂駅のすぐ上。出発の場所です。目指す朝里岳方面が良く見えます。
出発の際、4人グループがビーコンのチェックをしていました。「私もお願いします。」と言いたいところですが、
講習中のようにも見えたので、セルフチャックのみで出発。

途中の斜面では先行者が2組見えてくる。途中振り返ると積丹方面が見える。日本海まで見える好天気。

左手には目指す白井岳が見える。

40分程で朝里岳頂上に到着。
頂上といってもただの大雪原。付近にはスノーモンスターがあるだけで、山頂標識も無い。
GPSで確認するのが唯一の方法です。
ここで先行の一組は下山開始するとのことです。単独行のボーダーが白井岳に向かったとの情報。
もう一組は余市岳方面に向かっているのが見える。

西から沸いてきた雲が5~8m程の風に乗ってあっという間にやって来た。
今まではっきり見えていた余市岳があっという間に霞んできた。
これ以上悪くならないうちに早く通称飛行場を通過したい。
ここからはゆるい下りなのでペースはとても良い。

さっきからエンジンを唸らせていたスノーモービルが後方から余市岳方面に駆け抜けていく。
その数10台ぐらいだろうか。音は仕方ないにせよ、オイルの匂いが西風に乗って当たり一面に充満する。

このスノーモンスターは飛行場の出口の目印になってよく見えるのでこれを目指す。
45分程で飛行場を脱出。西尾根への急な下りに到着。

ここで飛行場では確認出来なった先行のボーダーが見えた。
しかし、ここでミスをしてしまった。
TLTのビンディングをまわしてブーツを固定。バックルを一つだけ絞める。
さあ、出発だが、急斜面の下りの際、どうやら雪庇の端から下り始めたようだ。
あと数メートルだったが気が焦ってしまったようだ。
乗った瞬間、足元の雪が割れだして崩れそうになっている。シールはつけたままなので滑走はスピードは望めないはず。
しかし、戻るほうが危険そう。5m我慢できれば大丈夫なはずと思いそっと滑り始める。
無事通過し西尾根への登りにまでたどり着く。

その後25分で無事山頂へ到着。 1190mと1240mの小ピークはそれぞれ南、北と巻きました。
雪が多いときは南、南で行くのがセオリーのようです。
山頂は小さな標識があるだけで、曇っていて何も楽しくないのですぐ下山を開始。

山頂直下北西方向に発見。昨日からお泊りなのかな?

今までの行程では、朝里岳までは薄っすら雪がかぶっている程度。飛行場ではカリカリのクラスト状態。
西尾根への急斜面で多少の雪があった。その後の西尾根では薄っすら状態なのであまり期待できないかな?と思ったら、なかなかの新雪状態。最高の状態ではないが万足のくだりでした。
25分で駐車場へ。
次はどこを狙おうかな?

オレゴン450TC カシミール3Dで作成
- 2014/03/05(水) 19:15:34|
- 山
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2014.02.24
札幌を5時30分に出発する。本当はもっと早く出発しようと思ったが予定が狂ってしまった。
7時50分登山開始。

今回は神社の沢コースを選択。車両が1台止まっていたがどうやら墓地の沢に向かったのか?
昨日は日曜だったので大勢の人が入ったと思われコースは明瞭についている。
しかし、途中、滑降のシュプールが混んでいて見失いそうな部分もあるが、頂上が明瞭なので迷うことはなかった。

ところどころ、羊蹄山の山頂を見ながら進める非常に良いコースである。

デルタ斜面に突入していく。帰りのコースを下見しながらの登りである。
ちなみにこは右の尾根に向かっていく。帰りは左からにした。
スキーのトレースの横には小さな足跡が。確かに周囲にはウサギやほかの小動物の足跡が点在。
しかし、今回の足跡はそれよりは少し大きめ。昨年の春、暑寒別岳で見たルパンか?
今日ブログを見るとやはり、昨日、来ていたみたいだ。

振り返るとニセコ連山が見えてくる。白くとがったのが昆布岳である。
すごく眠くなってしまったので木の根元でスキーを裏返してその上でちょっと眠る。
それまで暑かったのと天気が良く風が無かったので油断してしまった。時間は短かったが目覚めると体が冷えてしまった。
いつもザックの中には厚すぎると思われるアウターを入れているが、こういうときには持ってきたことが役に立った。
多少、重くなっても今後も持ち歩くことになると思う。
その場でお湯を沸かした。雪からお湯を作るには多少時間がかかる。カップラーメンが出来上がる3分間が短く思えるほどである。でも食べるのが一番、体が温まる。
その後登山を再開するがペースが上がらない。

900mを超えたあたりで下山とする。雪質は気温が上がって多少重くなってきたが。最高の滑りができた。
木々の間は離れているところが多く、安全な斜面である。また斜度も選ぶことが出来て楽しい。
本当にいい山だなと思った。

帰り際、本当に綺麗な羊蹄山が送ってくれた。

オレゴン450TC使用。カシミール3Dで作成。
- 2014/02/25(火) 10:26:25|
- 山
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2014.02.04(火)
現地に着くと通常、車両を止めれる場所まで入れない。少し手前になってしまう。ここに停めて良いのか定かではないが、多少広くなっていて道路からは外れるので停めさせてもらう。

夏道とは違い、しばらく林道を歩いて銭函川を渡り、夏道に合流する。先行者はなくラッセルしながらである。しかし夏道合流で先行者のトレースが。通常の夏道より上から合流である。ラッセルしなくてすむので楽になった。

天気が良く気持ちが良い。ただ伐採後であまりにも開放的過ぎて雰囲気が無い。
風は多少あるが特に気になるレベルではなく順調に登っていく。

ここには春香小屋への案内がかかっており、以前の雰囲気が多少感じられる。

2時間あまりで土場に到着。ここからは夏道を離れて銀嶺荘に向かっていく。
途中、銀嶺荘に荷揚げを手伝った方とすれ違う。

3時間あまりで銀嶺荘に到着。ここで多少休んでから山頂にと思っていたが、急に気持ちが変わりここで下山とする。
気温も上がってきたので滑りは楽しめなかった。
- 2014/02/25(火) 10:01:19|
- 山
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2014.02.08(土)
朝5:00札幌を出発。しないでも-15℃だったが高速に乗り江別あたりでは20℃。滝川でICを降りたときには-25℃。空は快晴だが、川の付近では川霧が発生し視界が利かなくなる。思ったよりも時間がかかり、8:15着。とても良い視界に感動。8:45出発となる。

先行者がいてトレースはしっかりとついている。昨日からの雪もほとんどなかったようだ。

周りの木々はいい感じに白くなり青い空とのコントラストがすばらしい。聞こえてくるのは小鳥のさえずりと自分が歩くときの雪を踏みしめる音ばかり、と思いきや時々カラスの声が興ざめである。

一段目を登りきったあたりだが、大雪の山並みが良く見えてきた。

二段目を登り切ると、頂上までの視界が開けてくる。雪はクラストしていて帰りが思いやられる。

頂上直下は斜度もきつくクラストしている。先行者はスノーシューを履いた人が多く平気で登っていく。ヤバイなと思いながらついて行くとシールが効かなくなり転倒。3~5メートルくらい滑落する。真っ直ぐ登ることをあきらめて右を巻いて頂上へ。
登りの途中で見ていたのは10人程度だったが頂上が近づくにつれて後続には20人以上の人が登ってきている。
頂上はおそらく―25℃~-30℃だったと思われるが無風状態で最高のコンディション。
ホットミルクティーを飲みながら周りの景色を堪能することができた。

真ん中が上ホロカメットック山、右が上富良野岳。

十勝岳の特徴的な形が良くわかる。

富良野だけ方面も良く見える。今回は一眼を持参せずOLYMPUSのToughの画像です。
クラストしていないコースを探して山頂から右方向に下山。ところどころ雪が堆積しているところがあり、まともに滑れるがそれ以外はカリカリで非常にすべり難い。
旧スキー場の伐採跡に入ると多少深い雪となるが、あくまでも膝下。すね位である。
今までで一番のコンディションだった。
登りは2時間半で、まあ合格ラインであった。
次はいつ行けるかな?

- 2014/02/09(日) 15:01:01|
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